筆者もう何年も治療を続けているのに、どうして良くならないんだろう…?
そんなふうに感じたことはありませんか?
私は、アトピー歴30年です。
その中でも10年以上、ステロイドの塗り薬や保湿剤、飲み薬での治療を続けてきました。それでも、良くなったり悪くなったりを繰り返すだけで、根本的な変化は感じられませんでした。
そんな僕が試したのが、デュピクセントという治療法です。
この記事では、30年治らなかったアトピーを抱えていた僕が、なぜデュピクセントを始めようと思ったのか、その理由と決断までの経緯を、正直な気持ちも含めてデュピクセント体験談としてお伝えします。
長年治療を続けているのに改善が見えず悩んでいる方に、「治療にはまだ選択肢がある」ということが伝われば嬉しいです。
10年以上治療を続けても、アトピーが良くならなかった理由
続けていた治療(ステロイド・保湿剤・飲み薬・通院)
これまで、僕が続けてきた治療は次の4つです。
- ステロイドの塗り薬
- 保湿剤
- 飲み薬
- 定期的な通院






治療期間は10年以上になります。決して適当にやっていたわけではありません。
先生の指示通りに、真面目に続けていたつもりでした。ですが、経過はいつも同じパターンでした。
塗り薬を塗って、いったん症状が落ち着く。
「今度こそ良くなったかも」と少し安心する。
でも、しばらくするとまた悪化する。
この繰り返しです。
「今の治療では変わらない」と限界を感じた瞬間
一番つらかったのは、何年続けても「終わり」が見えないことでした。
かゆみは薬を使えば一時的には引きます。
でも、根本的になくなることはなく、いつも肌のどこかにかゆみが残り続けている状態が続いていました。
治療を頑張れば頑張るほど、「本当にこれで合っているのだろうか」という不安も大きくなっていきます。



このまま同じ治療を続けても、この先も変わらないのかもしれない…
そう感じ始めたのが、今振り返ると大きな転機だったように思います。
顔・膝の裏・腕。症状がつらかった部位と日常への影響


一番つらかったのは「顔」だった理由
症状が悪化すると、かゆみ・赤み・乾燥の3つが一気に強くなります。
中でも症状が特につらかったのは、次の3箇所でした。
- 顔
- 膝の裏
- 腕
そして、その中でも一番つらかったのは「顔」です。
顔は、服で隠すことができません。
体の症状であれば長袖を着るなどで見えないようにできますが、顔だけはどうしようもありませんでした。
赤みや掻き傷がある状態で、毎日そのまま人前に出るしかなかったのです。
鏡を見るたびに、気持ちが沈んでいくのが分かりました。
無意識に掻いてしまう、人前に出たくなくなる気持ち
顔がかゆくなると、どうしても無意識に手が伸びて掻いてしまいます。
掻けば当然、症状は悪化する。
そのことは頭では分かっているのに、止められませんでした。
そして赤くなったり、掻き傷ができたりした顔で人と会うのが、だんだん嫌になっていきました。
具体的には、こんな気持ちを抱えていました。
- 写真を撮られたくない
- 人前に肌を見せたくない
- 人と会うこと自体が億劫になる
肌の状態と一緒に、気持ちまで沈んでいくような感覚でした。
デュピクセントを知ったきっかけと、始める前の不安


きっかけは父の一言だった
そんな僕にデュピクセントの存在を教えてくれたのは、父でした。
ある日、父が新聞でこの治療法を見つけて、こう声をかけてくれたのです。



こんな治療法があるみたいだぞ!
正直、それまで自分の中では「治療の選択肢はもう出尽くしている」と思い込んでいました。
10年以上同じ治療を続けていたので、新しい方法があるなんて想像もしていなかったのです。
だからこそ、家族が見つけてきてくれたこの情報は、僕にとって大きなきっかけになりました。
費用は?効果は?という不安
もちろん、話を聞いてすぐに「よし、やろう」となったわけではありません。
始める前には、正直な不安もありました。
- 本当に効くのかな?
- 費用が心配
特に費用については、後日病院で話を聞いた際にも「治療費が高くなる」という説明があり、印象に残っています。
決して軽い気持ちで始められる金額ではありませんでした。
効果についても、実際に自分に合うかどうかは試してみるまで分からない、という不安は最後まで残っていました。
新しい治療法だからこそ、不安になるのは当然だったと思います。
それでも「試してみたい」と思えた理由
10年以上同じ治療を続けても、結果は変わりませんでした。
真面目に治療を続けてきたからこそ、「このまま同じことの繰り返しなんだろうな」という感覚が、だんだん確信に変わっていきました。
だとすれば、このまま様子を見続けることの方が、僕にとってはリスクだったのかもしれません。
そう思えたことで、僕は病院の診察で、自分からこう伝えました。



アトピーが良くなるならデュピクセントをやってみたいです
費用が高くなるという説明は、正直、覚悟していた以上に重く感じました。
それでも、「効果があるなら試してみたい」という気持ちの方が、最終的には上回っていました。
不安がなくなったわけではありません。
それでも、一歩を踏み出す決め手になったのは、「このままでは変わらない」という確信でした。
まとめ|長年治らないあなたに、デュピクセントという選択肢を
10年以上、ステロイドや保湿剤、飲み薬での治療を続けても、かゆみと赤みを繰り返す日々から抜け出せずにいました。
この記事のポイントをまとめると、次の通りです。
- 10年以上治療を続けても、かゆみと赤みを繰り返す日々だった
- 特に顔の症状がつらく、人前に出るのが嫌になっていた
- きっかけは、父が新聞で見つけてくれたデュピクセントという治療法
- 費用や効果への不安もあったが、自分から医師に相談した
- 「このままでは変わらない」という思いが、一歩を踏み出す決め手になった
不安を抱えながらも「試してみたい」と自分から動いたことで、私は初めて「治療にはまだ選択肢がある」と思えました。
今の治療がすべてではありません。選択肢は、まだ残っているかもしれません。
次回は、実際にデュピクセントの治療を始めてからの経過や変化について、詳しくお伝えしていきます。











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