アトピー肌の服の素材選び|歴30年の男性が困った服・着やすかった服

アトピー肌の服の素材選び 歴30年の男性が困った服・着やすかった服
ゆう

こんにちは、ゆうです。

「綿100%なのに、なぜか服でかゆくなる」

アトピー肌の服の素材選びで、こんな悩みはありませんか?

私はアトピー歴30年の男性です。子どもの頃、親が調べて服を綿100%に切り替え、今もその選び方を続けています。

ただ、30年で分かったのは、素材だけでは防げないかゆみもあるということ。

この記事では、困った服・着やすかった服と、買う前に確認していることをまとめました。

この記事の結論

  • 服はずっと綿100%を基本に選んできた
  • それでも、硬い生地や、襟・ウエストの擦れでかゆくなった
  • 今は「素材」に加えて「生地の柔らかさ」と「肌に当たる場所」で選んでいる

※私個人の体験談です。症状がつらいときは皮膚科に相談してください。

目次

素材別に見る、困った服・着やすかった服

私の場合、ポリエステルとウールは合わず、着やすかったのは綿100%でした。

30年の服選びを素材ごとにまとめると、次のようになります。

素材私の場合困った場面
ポリエステル× 合わなかった子どもの頃のジャージとかスーツ。腰や膝裏の擦れ
ウール× 合わなかったマフラーを巻くと首がかゆくなった
綿100%○ 着やすかった素材では困らなかった(生地の硬さは別。)

困った素材:ポリエステル(ジャージ・スーツ)

一番つらかったのは、子どもの頃に着ていたポリエステルの服です。

ジャージやスーツを着ると、腰・ウエストまわりや膝裏が服と擦れて、つらい思いをしていました。

小児科医が研究をもとに解説した記事でも、化学繊維は羊毛と並んで、アトピーで避けるべき素材としてよく挙げられると紹介されています。

着やすかった素材:綿100%

そこで親が調べて、綿100%がアトピー肌と相性がいいと知り、私の服を切り替えてくれました。

大人になった今も、服を買うときは品質表示のタグで「綿100%」かどうかを確かめています。

素材が綿100%と書かれた服の品質表示タグ
服の内側にある品質表示タグ。素材の欄を最初に見ます

ただ、同じ記事では「綿が良くて羊毛はダメ」とは一概に言えない、とも書かれています。

綿100%が合うかどうかは人それぞれで、私には合っていた素材、というのが正直なところです。

それに、素材を綿100%にしただけで、かゆみがすべてなくなったわけではありません。

素材より大事だった「服のこの部分」

アトピー肌にとっては、素材と同じくらい「服が肌のどこで擦れるか」が大事でした。

私が困ったのは、首元・ウエスト・膝裏の3か所です。

部分困ったこと今の工夫
首元(襟)ワイシャツの襟が当たり、帰宅後にかゆくなる下にインナーを着る。帰宅したらすぐ着替える
腰・ウエストゴムやベルトが擦れる柔らかい生地の服を選ぶ
膝裏ジーンズの硬い生地が擦れる柔らかい生地の服を選ぶ

中でも一番悩んだのが、ワイシャツの首元でした!

社会人になってワイシャツを着るようになってから、家に帰ると首元がかゆくなるようになりました。

ワイシャツの襟
毎日着るワイシャツの襟。首に当たるのはこの部分です

今はワイシャツの下にインナーを着て、帰宅したらすぐに着替えるようにしています。インナー選びについては、別の記事でくわしく書く予定です。

皮膚科のコラムでも、衣類の刺激は綿か化学繊維かだけで決めず、襟のきつさや縫い目、汗で湿っていた時間なども合わせて見るよう解説されています。

同じコラムでは、かゆい場所と服が触れる位置、かゆくなる時間を重ねて記録すると整理しやすい、とも紹介されています。

「どの服の、どこが当たる場所か」を意識するだけでも、見当がつきやすくなると思います。

ウエストと膝裏については、柔らかい生地の服を選ぶようにしています。

夏と冬で変わる服の悩み

服でかゆくなる原因は、季節によっても変わりました。

私の場合、夏は「蒸れ」、冬は「乾燥と静電気」です。

夏

夏は、服の中が蒸れる

暑い日は、服の中に熱と湿気がこもるのがつらいところです。

汗とアトピーの関係については、別の記事でくわしく書く予定です。

冬

冬は、乾燥と静電気

肌が乾燥してかゆくなるうえに、静電気も気になります。

順天堂大学の髙森建二先生の解説によると、冬の静電気は皮膚の乾燥が大きな要因だそうです。

乾燥した肌は、かゆみを伝える神経が表面近くまで伸びてくるため、静電気のような小さな刺激でもかゆくなりやすいとのこと。

また、吸湿性の高い綿などの天然繊維は静電気がたまりにくく、化学繊維はたまりやすい傾向があるとも紹介されています。

綿100%を選んできたことは、冬の静電気対策としても理にかなっていたのかもしれません。

見た目の悩みと服選び

服選びには、肌へのやさしさだけでなく、「赤みを見られたくない」という気持ちも関わっていました。

子どもの頃から、腕や膝裏などの赤い肌を夏に見られるのが苦痛でした。

同級生に「なんで赤いの?」と聞かれたこともあります。

赤いところ、見られたくないな…

そのため、腕は長袖、膝裏は長ズボンで隠してきました。

ただ、長袖や長ズボンは夏には暑く、服の中が蒸れやすくなります。隠したい気持ちを優先すると、肌にはつらい。

肌を優先すると、人の目が気になる。

私はずっと、痕を隠したい気持ちと肌へのやさしさ、その両方を考えながら服を選んできました。

同じように赤みを気にしながら服を選んでいる方も、きっと少なくないと思います。

今の私の服選びチェックリスト

アトピー肌の服選びで、今の私が服を買うときに確認しているのは、次の5つです。

服を買うときのチェックリスト

  • 素材表示が綿100%か
  • 生地が柔らかいか(手で触って確かめる)
  • 首元の襟が硬くないか
  • ウエストのゴムやベルトがきつくないか
  • 新品は一度洗ってから着る

最後の「新品は一度洗う」は、自治体も呼びかけていることです。

調べてみると、しわや縮みを防ぐ加工に使われる化学物質で皮膚炎が起きることがあり、洗濯で落ちるため、新しい下着・洋服などは着る前に洗うよう紹介されています。

買い物のときに見返せるよう、スクリーンショットで保存しておくのもおすすめです。

まとめ

アトピー肌の服選びで大事なのは、素材だけでなく、自分の肌が服のどこで反応するかを知ることでした。

この記事のまとめ

  • 素材は綿100%を基本にしてきた
  • それでも、硬い生地や襟・ウエストの擦れ、夏の蒸れや冬の乾燥に悩んできた
  • 今は、生地の柔らかさと肌に当たる場所も確かめて選んでいる

合う服は人それぞれです。

まずは、かゆくなる場所と、そこに当たる服を見比べてみてください!

ただ、服の工夫は治療の代わりにはなりません。

2つ目の章で紹介した皮膚科のコラムでも、衣類の見直しは治療の代わりではないと書かれています。

私の治療の記録は、こちらの記事にまとめています。

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